生きるということ ~日常に癒されながら~

どんなに辛いことがあっても、世の中は変わることはありません。

自分の命が限定的だったとしても、体が自由に動かなくなってしまっても

大切な人との時間がもうすぐ消えようとしていても、故人を想い泣き続ける日々を送っても

それでも

毎朝太陽が昇り、鳥の鳴き声で心を起こし

動ける時には日常の雑用にとらわれ、心と体が重い時には、その重力に従う

こんな状況でもお腹がすくんだな

と、人間としての本能を感じそこにあきれつつも、夕日の輝きに心を留め、夜の闇に明日を想います

自分の苦難を、この変化を、変わらない世の中が時に傷つけても

平然と過ぎていく時間に癒されることもある

そんな毎日が

生きているということなんだと

生きることなんだと

思います。

心が傷つけられているすべての人に、この世の中が優しい日常を届けてくれますように