「死」や「病気」に関する苦難には、人間関係の変化が伴います。
これまで頻回に会っていた人と疎遠になる、連絡が来なくなる、ということもあり、
自分からも連絡しずらくなり、関係性が断たれるなど
社会からの疎外感に孤独を感じることもあります。
それでも、そんな状況でも助けてくれ支えてくれる人達はちゃんといます。
イギリスの文学者サミュエル・ジョンソン氏(1709-1784年)は
「人を測る真の尺度は、自分に何の利益ももたらせない人を、その人がどう扱うかということである」
と残しています。
苦難の中にいるからこそ、本当に大切なものが分かります。
去っていく人も多い中で、本当に大切な人達だけが残ります。利害関係のない、純粋に大切な人達です。
人生の中でどんな方向を向いてもどんな状況でも一緒に歩んでくれる人の存在は、
だからこそ大きく大切で、貴重なものです。
人生の苦難の時に見つけた人の暖かさはこれからの希望の光になり、
苦難の中だからこそ、本物を知ることができるのだと思います。