がんにとらわれない生き方

がんと診断されてから、様々なことががんに結びついてしまいます。日々の生活のちょっとした出来事、食生活、身体の小さな変化、そして仕事や人間関係。どれをとっても大切なことで、人生を根底から変えてしまうような出来事を経験するとつい思考や感情がそこに流れてしまうのも自然のことです。しかし、すべてをがんと結びつけ過度に心配してしまうと、自分の人生を生きることが出来なくなってしまいます。一日のうち、例えば10分がんのことを考える時間があっても、その他の時間は普段通りに過ごすことが大切です。がんばかり・ネガティブな感情ばかりに目を向け、それらに気持ちを奪われる日々を送るのはもったいないと思います。