2024年– date –
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お知らせ・ブログ一覧
お盆によせて ~「謙虚さ」をもって手を合わせる~
今日は8月14日(水)お盆を迎えています。 まだまだ暑いですが、いくぶんか朝夕の日差しが和らいだような気がします。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 私の子供の頃(40年ほど前)は、お盆は親族で集まり故人に手を合わせ思い出話に花を咲かせたもので... -
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「病苦」から得られる世界 ~ 幸せの片鱗を求めて ~
【病苦と心】 病苦は 人の心を耕す「すき」である 平板にふみ固められた心の土壌を 病苦は深く深くほりおこし ゆたかな水分と肥料を加えて みずみずしく肥沃な土壌にかえる 「深く」「肥沃」をモットーとして 病苦に耕された人の心は よ... -
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かんと仕事 ~変える勇気とタイミング~
抗がん剤治療を受けながら仕事を続けている方が 「しばらく病気休暇を取って治療を続けていたのですが、そろそろ復帰しないと、と思い 職場に戻りました。しかし、職場の空気感が変わっていて、また自分の体力の限界も感じて 主治医と相談し、もう一度... -
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死別は乗り越えるものか
大切な人の死を乗り越え、前を向いて生きるということはとても大変なことで簡単にできることでは ありません。その人が大切な人ならなおのこと、それは困難を要します。 周りの目もあって、自分の苦しさもあって、「早く乗り越えたい」と思うのも自然のこ... -
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苦難の中に見る本物の価値
「死」や「病気」に関する苦難には、人間関係の変化が伴います。 これまで頻回に会っていた人と疎遠になる、連絡が来なくなる、ということもあり、 自分からも連絡しずらくなり、関係性が断たれるなど 社会からの疎外感に孤独を感じることもあります。 ... -
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言葉にならない想い ~見守る優しさ~
カウンセラーとして、お話をお伺いする時 「言葉に出されたことがすべてではない」 ということを常に念頭に置くようにしています。 苦難や暗闇の中にいる人の悲しみや苦しみは深すぎて大きすぎて、 どこのどの部分をどう切り取って話しても、それはほん... -
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故人の居場所
大切な人を喪った時、 人は自分の心や、この世界の隅々まで故人を探し求めます。 風の中や、木々の揺らめき、花の美しさ、物音や自然現象にまで 故人を感じ、その気配を確かなものにしたいと様々なものに心を馳せます。 死者の存在については、宗教的な観... -
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2種類の悲しみ ~悲しみの果て~
「悲しみには2種類ある」と言ったのはアメリカの小説家パール・バックです。 彼女は、生活によって和らげられ癒やされる悲しみと 和らげることができない悲しみの根本的に異なる2つの悲しみがあると語っています。 まさに苦難における悲しみとは後者の「和... -
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介護の基軸 ~介護に大切なもの~
2人に1人ががんに、5人に1人が認知症といわれる現代において 家族に介護者がいるのも当たり前になりつつありますが、なかなかそこに あたたかい眼差しが向けられることはありません。 要介護者の裏で介護や家事、精神的な負担が増加しても、仕事や自分の... -
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認知症基本法から「まず、1歩」
2024年1月 認知症の人が、尊厳や希望を持って暮らせる社会作りの一環として 「認知症基本法」が制定され、7つの基本理念のもと、8つの基本的施策が盛り込まれました。 高齢者の5人に1人が認知症となる時代において、「認知症」の問題は 今後益々大きな社...